2004年 静岡有機茶農家の会のページ

2004年12月18日(土)
今年最後の会議&忘年会
早いもので今年ももうすぐ終わり。年末になって急にお茶の問い合わせが立て込み、今日はその対応への話し合いが中心です。またここのところ「どこで買えるの?」と言った個人のお客様からの問い合わせも増え、その対応策も検討していくことになりました。今日の会議だけでは時間が足りず、年明け早々に集まり再度みっちり検討事項を明確にしていきます。時間が足りない理由はこの後、忘年会のお座敷を予約していたためです。
忘年会
一年間お疲れさま!今夜は老舗のお肉屋さんですき焼きコースのお座敷です。年に一度のお楽しみ。天下一品とお店自慢のお肉を食べた、食べたの大満足。みんなでなごんで楽しい宴会となりました。会話もはずんで、はや来年の忘年会では何を食べよう、どこのお店にしよう、という会話まで。

でも会話の半分はやはりお茶の話しです。こういう雰囲気での情報交換もなかなか良いものです。
いつもお世話になっている、内浦漁協の川合さんや配送業務の中野さん、当茶農家の会の貴重なアドバイザー木原さんにも参加していただき、親ぼくを熱燗とともにあたためました。

お腹いっぱいでみんなノケゾリ状態。また来年からはいつものお弁当会議で頑張りましょう!



2004年11月15日(月)
そろそろ来年のこと
今日の会議は、来年のお茶の販売について。新商品の可能性や営業計画などを話し合いました。時代の流れとともに、いろいろな販売方法も生まれてきています。今のような難しいご時勢、様々な販売にトライしていくことも大切なこと。既存のお客様や売ってみたい販売先、おもしろそうな販売方法など、茶農家から企画をたて提案していくことも必要です。商品づくりにおいても、せっかく静岡を代表する有機茶農家が集まっているのですから、みんなで力を合わせた新しいお茶もできるはず。その可能性も具体的に話し合いました。
ドーナツ屋さんでお茶
みんなの情報を持ち寄る話し合いの中でおもしろかったのは、斉藤さんのかぶせ茶がドーナツ屋さんで好評とか。一杯いくらかで飲ませて売っているそうです。ドーナツ屋といえばコーヒーか紅茶が付き物ですが、お茶が人気なのだそうです。それも普通より値段も高いランクのお茶。意外です。ドーナツ屋でお茶を売ることは考えたこともなかったのでちょっと新鮮な話しでした。



2004年11月6日(土)
世界お茶まつり2004
今日はみんなで世界お茶まつりの視察です。1日よく歩いて熱心に見てきました!
1,まずは、熟成本山茶の試飲コーナーへ。インストラクターが丁寧に煎れてくれます。
2,1回分、300円。


3,深い味わい。おいしかったです。今日試飲した中ではイチオシ!

4,熟成本山茶をいただく岩崎さん。おいしいお茶にニッコリです。
5,ふるいのコーナー。さまざまな網の目のふるいにかけ茶葉を整えます。
6,ふるいのコーナーで長時間、足を止めて見入っていた佐野さんと斉藤さん。

7,ふるいわけられた茶葉の展示です。

8,粉茶をかけて『お茶わた菓子』!子供に人気のコーナーです。
9,石臼でお茶を挽くコーナー。佐野さんがトライ。結構重いのです。

お茶のイベントはみんな1日いても飽きない様子。新しい機械にも興味深々。世界のお茶もたくさん試飲。勉強になった1日でした。
10,携帯茶器コンテスト。良いと思うものに投票します。

11,別展示場ではお茶の機械の展示。みんな熱心に機械を見ていました。



2004年10月31日(日)
イベントに出店。
みんなでお茶の試飲販売。
今日はみんなでお茶の試飲販売。
函南の酪農王国で開催された「元気市」に出店の1日です。





2004年10月5日(金)
新しいお茶の飲み方、煎れ方も考えています。
今日のテーマは、お茶の飲み方、煎れ方。
実験
まだ企業秘密(?)のため、公開できませんが、今日は今までにないお茶の煎れ方の実験をしました。リーフティー(お茶っ葉)を使って煎れる方法は急須が一般的ですが、お茶っ葉を使っておいしく煎れる新しい道具の提案となるか否か・・・。お茶の旨味が凝縮された、コーヒーで言えばエスプレッソのような、少しだけいただくお茶ってどうですか?今回の実験では大変おいしくいただいけました。が、これを商品化するためには様々な問題点をこれから解決していかなければなりません。有機栽培茶の普及のために、こんな取組みもしています。



2004年9月28日(火)
有機栽培茶の普及を考える。
自園茶農家は売ることも一生懸命に考えなければなりません。
今日のテーマは、自園茶農家の有機栽培茶を広く知ってもらうためにどうしたら良いか、
具体的な販促計画を企画しながら話し合いました。
急須で煎れるお茶
最近はペットボトルのお茶がばかりが増え、急須でお茶を煎れなくなってきた。お茶の煎れ方を知らない若者も多いのでは?
顔が見える関係を大切に
お客様と直接接する機会をなるべく設ける。顔を合わせお茶の説明や煎れ方の説明、質問に答える機会もとても大事なこと。
お茶の教室
お茶の教室のチラシを集め、どのような内容で開かれているかを研究。お客様を集め、どんな内容の説明をしようか???

地域の味覚を大切に
4地域のお茶の特徴、浅蒸し、普通蒸し、中蒸し、深蒸しの説明を商品に付ける、または販促チラシやPOPにつけるなど、香りや味の異なる地域の味覚をアピールする。県下の4つの地域の有機栽培茶が集まっているのは、この静岡有機茶農家の会ならではの特徴。もっと生かす方法は?
いろんなイベントに参加しよう!
今年からせっかく会を作って販売窓口も統一したので、積極的にいろんなイベントに参加して外にアピールしていこう。
ピーアールの方法
媒体を使ったピーアールの方法も様々考えられます。みんなのツテを使って企画を立てていこう。
販売の勉強
本日の会の後半は流通業界のコンサルの方に来てもらい、流通の勉強。様々な販路に売っていくために、その内容な注意点などを勉強しました。



2004年8月21日(土)
秋肥のための土壌分析、茶づくりのための菌やバクテリアの勉強
今日の勉強会は盛り沢山の内容。朝から晩までみっちり。
1、秋肥に向けての施肥設計を行うための土壌分析。
2、引き続き講師の先生を招いて施肥設計ソフトの勉強会。
3、納豆菌について
4、シアノバクテリアのこと
5、今後の勉強会のテーマ
納豆菌は自分に好ましくない菌を寄せつけない性質があります。つまり病原菌が来ようとしても抑えてくれる役割を持つのです。納豆菌を培養し、茶葉に両面散布することにより病気を防ごうとするもの。農薬を使わない有機栽培はこういった工夫を重ねていきます。


納豆菌の効果はやってみなければわかりません。培養方法や入手先を調べ何ごともトライです。
土壌分析
各自自分の土壌を持ち寄り分析。みんなでお互いの分析結果を見るながら、その原因や状況を話しながらできるのが会の良いところ。
納豆菌
講師の先生が集めてくれた納豆菌の資料をもとにその可能性を探ります。


この土壌改良剤はシアノバクテリアを繁殖しやすい環境にするための資材です。シアノバクテリアは35〜6億年前、地球で最初に生まれた生物と言われる酸素発生型光合成を行う細菌です。この土壌改良剤は、シアノバクテリアの繁茂によって、農薬、科学肥料や酸性雨で汚染され、崩壊しつつある環境(山・河川・海・空気など)をみるみる蘇らせ、作物をイキイキと育て、できた収穫物は抗酸化力が強く、栄養豊富な健康作物となる、というもの。 佐野さんが、自家用野菜に使ってみたところ良い結果が出たそうで茶畑への影響も期待されます。
土壌改良材
佐野製茶の佐野さんがみんなの分のサンプルを持ってきてくれました。試しに使って様子を見ます。


お弁当タイムにみんなで岩崎さんの梅干しをいただきながら、最近の梅干しは塩気が少ない、甘いのが多い、塩抜きまでするそうだ、と皆さんは不満気。確かに食べやすいですが、塚本園の塚本さんいわく、「口がまがるほど塩気がないと梅干しを食べた気がしない。」皆さん「ウン、ウン」とうなづいていました。岩崎さんの梅干しは、やはり塩気の効いた昔ながらの梅干しでした。
施肥設計
ソフトを使った施肥設計も少しづつ理解してきました。自分の茶畑用に使いこなすまでにはかなり時間のかかるソフトです。
ブレイクタイム
寺社畑園の岩崎さんが漬けた梅干しを持ってきてくれました。



今後の『静岡有機茶農家の会』
最後に今後の勉強会のテーマ、会でやりたい事など意見を出し合いました。どうしたら塩基置換容量を高められるか、資材としての竹の可能性、キチンキトサンのこと、夏用の新しい健康茶ができないか、お茶の成分測定器をみんなで購入の検討、外へ向けての情報発信の方法などなど積極的につきない意見が出ました。みんなで協力し合い、有機栽培の次術を高めていきます!



2004年6月19日(土)
土壌分析の勉強会。
正しいやり方を改めてチェックするとともに、更に詳しく。
今日は講師の先生を招いて、みんなで土壌分析を行いその結果を施肥設計ソフトに反映させ、理想の施肥設計をするための勉強会です。各自、自分の畑の土を持ち寄り斉藤茶園に集まりました。何度も行っている土壌分析ですが、改めて講師の先生に誤差の見方や注意などを説明していただき、更に正しい分析知識を身に付けました。その後、施肥設計ソフトのマスターを目指しパソコンに向かいました。
1,茶樹の根の近く、15センチほど掘った部分の土を2〜3ケ処採取し、よく混ぜ合わせたものを用意します。
2,畑の土から成分を抽出させます。土壌に抽出液(酢酸アンモニウム)を混合させ3分間振ります。
3,土壌の抽出液を試験管に入れ、成分品目により指定量を純水で希釈します。


4,各成分の試薬です。

5,試験管に試験剤が入ると、このように色が付いてきます。
6,色を見極め成分量を判定していきます。ちなみにこの写真はリン酸の成分量を示しています。

8,これは土壌のPh(酸性度)を調べています。



9,その後、斉藤茶園の一室で土壌分析の結果をソフトに反映させ、勉強会です。


10,画面に土壌が全て数値で表されます。講師の先生の説明を聞きながら、各自の土壌データを入力し理想の施肥設計の数値を探ります。
次の施肥設計の勉強会は、8月のはじめ頃、秋肥に生かす時期を予定しています。



2004年5月
さあ、茶づくりに大忙し!今月は集まるのは無理っ!!
5月はみんなお茶で大忙し。寝る暇もないほどの1年でいちばん忙しい時期です。5月だけは集まるのが無理なので会はお休みです。6月の中過ぎ頃までは顔を合わせられません。



2004年4月9日(金)
データ、数値による施肥設計を生かす!
今日は、施肥設計ソフトの勉強会。午後1時〜5時までみっちりパソコンと向き合いました。
土壌分析のデータから理想の土壌づくりのための施肥設計をし実際に数値化された分析と畑の様子、今までのノウハウを総合して、よりグレードの高い各茶園の施肥設計をしていきます。
これから忙しい新茶の季節。
この勉強会のあとは、しばらく茶畑に専念です。


次回の勉強会も施肥設計中心に行うことを決め解散。



2004年3月31日(水)
忙しくなる新茶の季節に備えて『駿河天狗』の最終準備。
みんなの畑の様子もチェック。今日は、これから忙しくなる新茶の時期に備えて、商品の資材準備や手配などの最終確認。そろそろ芽吹きはじめた新芽の様子を伝え合いました。その後、肥料設計についての考え方など意見交換。今後の茶づくりに役立てます。
有機茶のペット。今日はあれこれ買ってみんなで試飲。

人気?粉末茶。
粉末茶がではじめてから数年。茶葉をまるごと摂取できるので栄養価の高いことや、急須いらずでお茶が飲めることが特徴です。最近『粉末のお茶が欲しい』と言うお客様が以前より増えてきたようだ、という話題になりました。
『こんなのがあるんだって』と佐野さんが持って来たバクテリアのチラシ。

資材の情報交換も常に行っています。



2004年2月14日(金)
新ブランドに向けて資材の暢達!
今日はお茶の包装資材屋さんの展示会にみんなで行ってきました。目的は、商品表示用のラベラーを特注すること。有機栽培茶は原材料名の覧に『有機茶葉』と表示することが義務付けられましたが、既製品のラベラーの原材料を打つ項目のゴム印版には、有機茶葉、という項目がありません。
今日の展示会でラベラーメーカーと相談し、有機茶葉、有機抹茶、有機玄米、など必要な項目入れたゴム印を特注し、表示義務への対応をしてきました。出費がかさみますが、仕方がない。
静岡有機茶農家の会の生産者、4件分まとめての購入なので、『安くして!』と交渉(笑)!これもみんなの力の合わせ技?

この機械には、みんなで注目。これはお茶を真空詰めするための機械。酸素を抜いて窒素を充填し、パッキングします。特徴は、早い!こと。便利な機械にみんな欲しい〜っ、と思いましたが、お値段は98万円。ウムウムムム。すぐには手がでないなあ。

ラベラーの発注も済み、お茶の包装資材や機械を見学したあとは勉強会に参加。『消費者の生の声』を集めたその実態のお話しを聞きました。
静岡の人は、県内の人にお茶を送る場合は、県内の茶産地まで選んで贈るという傾向があるそうです。茶どころのツウな買い方、贈り方。県外の人には静岡茶というひとくくりでも喜ばれますが、茶どころの人にはそのような選び方では通用しないのです。つまり、まさに私たち『駿河天狗』のお茶はツウな贈りものにピッタリなお茶なのですヨ!



2004年2月5日(木)
初の総会!希望がいっぱいです。!
今日は『静岡有機茶農家の会』の総会。
議題は会則、栽培自主基準の見直しや、会の運営について。総会後、これからはじまる私たち有機茶農家のブランド“駿河天狗”の商品アイテムの決定、商品表示ラベルの記載内容についてなど、最終的な商品づくりの話し合いをしました。
商品表示ラベルの表示方法が変わり、有機JASマークを付けた有機栽培茶は、原材料名に“茶”と記入していたものを“有機栽培茶”としなければならなくなりました。しかし、ラベルメーカーの仕様が対応できていないため、今現在では“茶”の印字しかできないことなどの問題が発生しています。ラベラーでの製作を止めシール印刷で対応するか、特注でラベラーの機械の製作も検討しなければなりません。農水省の指示に対応するのも結構大変なのです。
夕方6時からはじめた真面目な会議の終了は9時30分すぎ。そのあとみんなで遅い夕食を食べに行きながら、話しのつきない一夜でした。



2004年1月8日(木)
いよいよ茶農家ブランド『駿河天狗』のスタートです!
静岡県下から4件の茶農家が集まり、集合写真の撮影会。場所は静岡市西又の斉藤茶園、斉藤さんの茶畑。富士山の見える気持ちの良い山の茶畑です。その後、現在企画中の4生産者の茶葉を使った駿河天狗オリジナルブレンド茶の試飲会、お茶のパッケージの検討会が行われました。
(左から●斉藤茶園の斉藤勝弥さん、●塚本園の塚本忠紹さん、●佐野製茶の佐野元彦さん、●寺社畑園の岩崎光雄さん)
お茶の包装資材は、商品として売られる前に思いのほか資源の無駄使いになる量が多くこれまでも頭を悩ませてきました。商品企画の変更や農水省の指導などにより、茶袋への表示方法の変更も多く印刷してしまった資材は使えなくなります。現在、駿河天狗スタートを機会に、これまでのパッケージ製作の方法を徹底的に見直し、資材の有効活用を検討しています。またお客様の使い勝手を考慮し、チャック付きの茶袋を使用することなどを決めました。