このたび静岡有機茶農家の会の代表作「駿河天狗の養生煎茶」が、
ジャパン・フード・セレクション最高賞・グランプリを受賞いたしました。
2万3,000人のフードアナリストによる厳正な審査で選ばれたことは、私たちにとって大きな励みであり、
長年にわたりご支援くださった皆様と生産茶農家の努力の結晶です。
ここに心より感謝申し上げます。
静岡有機茶農家の会事務局・有機栽培茶研究家 南條美和子
私たちが追い求めてきたのは、「安心・安全」や「環境保全」だけではありません。
有機栽培だからこそ実現できる、本物のおいしさと豊かな栄養価。
ーーーー有機栽培で理想とする生葉の品質とは何か?
長年の問いに挑み続け、その答えを形にしたお茶。
それが、有機栽培「駿河天狗の養生煎茶」です。
有機茶の答え
有機栽培の技術が理想的に向上すると可能な品質
これが、有機栽培による、新しい茶品質です。

静岡有機茶農家の会では、以下の通り確認。
私たちはこの品質で、今までにない有機茶「駿河天狗の養生煎茶」を作り上げました。
・抗酸化力は、SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)10000mgを検査確認
4軒の自園茶の個性を活かし、それぞれの茶園の異なる蒸し製法の茶葉を合組。
「駿河天狗の養生煎茶」のふくらみのある香り・深い味わいは、県下4茶園の力の合わせ技です!
「茶は養生のための先約なり」で始まる「喫茶養生記」。
鎌倉時代の茶の開祖、栄西が記した日本で初めての喫茶の書です。
そもそもお茶は、養生のための飲み物でした。
私たちは、有機栽培だからこそ、お茶の機能と役割を高めることができるという、
科学的根拠を背景にした有機栽培技術を追求して参りました。
有機栽培だからこそ、養生のためのお茶を作ることができる、と試行錯誤を繰り返して参りました。
駿河(静岡)の天狗(茶農家茶師)たちの、心意気が詰まったお茶。
それが「駿河天狗の養生煎茶」です。
作り手の熱い想いも、自己満足では意味がありません。
商品開発にあたっては、消費者の声をよく聞いて取り組みました。
理想のお茶はどんなお茶?
まずは、「理想のお茶像」を明確にしました。
お客様の声を聞き、以下のようなお茶が求められることがわかりました。
お客様のお声中で意外に多かったのが、
「いいお茶を飲みたいけれど、いれ方が難しいから買うのを迷ってしまう」
というものでした。
なるほど!です。
理想のお茶を実現!
おいしさは、食のプロ認定!
ジャパン・フード・セレクションで最高評価のグランプリを受賞しました。
豊富なビタミンC。抗酸化力も高いお茶です。
熱湯でもおいしいから、いれ方が簡単!
冷まし湯ではアミノ酸のうまみが引き出され、熱い湯では糖の甘みが活かされます。
茶葉の硝酸塩が少なく、嫌な苦みがありません。
可能な限り窒素成分の少ない施肥管理を行っています。
独自の栽培技術により豊富な茶葉の成分。そして独自の合組技術により、
煎じの効くお茶が出来上がりました!
化学合成農薬、化学肥料は一切使用していません。
有機JAS法で認可されているBT剤も使用していません。
畜糞堆肥も使用していません。
お茶は水が命。水の性質は地域により異なります。
独自の合組によりどの地域の水でもおいしくはいるお茶ができました!